- 疲れが溜まってくると鈍い頭痛がおこる
- ハチマキラインの締め付けられるような頭痛がする
- よく痛み止めを飲んで過ごしている
このような症状にお悩みの方はぜひご覧ください!
この記事のポイント
- 緊張型頭痛についてわかる
- 緊張型頭痛に対する鍼灸のアプローチが分かる
緊張型頭痛ってなに?
頭痛はまず、命に関わるものかどうかの区別が大事になります。
なかでも一次性頭痛といって命に関わるものではない頭痛の中に
緊張型頭痛は含まれます。(この他、片頭痛と群発頭痛が含まれます)
- 緊張型頭痛
- 片頭痛
- 群発頭痛(1000人に1人程度のまれな頭痛)
イメージとしては「頭痛持ちなのよ~」という、よくある頭痛とでもいいましょうか。。
緊張型頭痛の症状は、ハチマキを巻いたような締め付け感や鈍い痛みが特徴です。
さらに深掘りすると、短時間のうちに回復する人と月の半分で頭痛が起こっている
慢性化している人の2パターンあります。
- 時々起こり回復の早い反復性のひと
- 週の大半が頭痛の慢性のひと
この2つに分けられます。
原因としては、睡眠不足や精神的ストレス、首の筋肉の疲労や目の疲れが引き金になります。
じつはこんなにいる。緊張型頭痛
緊張型頭痛を訴える人は全国に3,000万人いるとされ、4人に1人は経験があるという頭痛です。
私はこの頭痛に関して、なんとか悩む人を減らしたいと思っています。
頭痛のある日のことを思い出してみてください。
- 集中力は続かず、仕事が手につかない…
- 休日で外出しているのにぼーっとしてしまう
- あぁ、またかと気分が沈む
慢性頭痛という広いくくりで試算すると、
日本の慢性頭痛による経済損失は年間2,000億円をゆうに超えるとされています。
これはとてももったいないことであると思います。
だからこそ、なんとか悩む人を減らしたい。
ゼロにすることは難しくても、対処法の選択肢を患者様にご提供したいと思っています。
普段の生活で気をつけるべきこと
デスクワークが多い昨今では、施術を通して首の筋肉と目の疲れを訴える患者様が
大変多いです。
- 画面を見るために
- 机の上で作業をするために
首が少し前に出た状態で長時間の作業が首にとって一番負担になってきます。
適度に休憩してストレッチをしたり、入浴するときに首をシャワーで温めながらストレッチなど
することが予防になります。
これをしてもツラいときに頼れる存在が鍼灸です!
鍼灸ならどうするか
患者さんごとに、原因になるポイントは違いますが
- 僧帽筋
- 後頭下筋群
- 頭板状筋
- 頭半棘筋
- 側頭筋
頭を支える首の後ろの筋肉は基本的に鍼をします。
筋肉が緊張状態では、血管・神経を締め付けて滞りが生まれ痛むという
「不通則痛」の考えを元に鍼をしていきます。
施術を通して、筋肉のコリを取っていくことを目的としています。
推奨される施術頻度
残念ながら、慢性化した頭痛は一度の施術では変化が難しいですが、継続して施術を受けて頂くと
痛みの程度や一週間のうちの頭痛のある日数が減っていく方が多いです。
そして最終的には、最近薬を飲まなくても平気です!というところまで到達します。
週1回~2週間に1回を3ヶ月行うことがひとつの目安になり、頭痛の頻度が減ってから月1回のペースにしていくことを
オススメしております。
※変化の体感や維持感には個人差があります。